室町塾長のQ&A質問コーナー@

   
Q:1
今、流行りの声優向けの学校ではなく
役者の育成を前面にうたっているのは何故ですか?
塾長 私は『声優=役者』と考えています
また、時流に合わせた人集め的な塾にしたくないからです
Q:2 役者さんで、声優をされている方はいますか?
塾長
私がお会いした中では、皆さんそうですね。
野沢雅子さん、増岡弘さん、肝付兼太さん白鳥冬美さん
関智一さんなど劇団もやっておられます。
皆さん、素晴らしい役者さんです。
Q:3 ZERO塾では14教科を教えていただけるそうですが
この教科を選んだのは何故ですか?
塾長
塾生が卒業後、役者の第一歩を踏んだ時に
必要最低限のスキルを考えたら以上の教科となったわけです。
必要なら、まだまだ増やしたいですね。
Q:4 卒業後のケアなどはありますか?
塾長 卒業後も進路は、もちろんオーディションの対策を一緒に考えたり
これは、あくまでも一案ですが私の事務所や劇団の所属も考えられますね
ただし、塾と事務所は別と考えておりますので、あくまでも一案です。
Q:5 ZERO塾の一番の売りはなんでしょう?
塾長 一つに、卒業したら一通りの基本を習得しているので即戦力になりえます。
他校に多いのは、挨拶も出来ない、メイクも知らない、動けない・・・
何をしに、養成所に行ったのか、かわいそうな人がほとんどです。
本番になって覚えるのでは遅いのです。一歩も二歩も出遅れてしまいます。
だからこそZERO塾で身についた基本を武器に自信をもって舞台であれ
声の仕事であれ進んでいくことができるのです。
二つに、重点を置いた日本的な習い事の取得ですね。
Q:6 日本的なものに重点を置いたきっかけはなんでしょう?
塾長 少しながくなりますが日本人は、日本人としての素養を
失っていますよね?例えば、私は、仕事柄よく着物を着ます。
着物姿で街を歩くと、必ず、道行く人が振り返ります。
ます、男の着物姿自体が珍しい、見かけたとしても
お坊さんか力士くらいです。ご承知のように和服は当然
日本の物で、格別、妙なものではないはずです。
それ程、日本的な文化や俗に日本らしい物が失われていわけです。
そんな中で伝統芸能である、舞踊や殺陣の基本を知るということは
役者にとって必要不可欠だと考えています。
着付けを覚え、舞踊で美しい所作を身に着ける。
更に刀や槍という、通常学びえない扱い方を体験し殺陣として学ぶ。
因みに、メイクの時間では時代劇のカツラのかぶり方も指導します。
話がそれますが、日本髪のカツラをのせるときはハブタイなる布を
頭にかぶるわけですが、そのつけ方まで知っているなんて
すごい新人だと思いませんか?
時代劇のカツラのつけ方まで教える養成所は、まず、ないでしょう。
必要あるなしではなく、スキルを幅広く身に着ける事が演技者には
非常に大切なんです。もちろん付け焼刃のままではいけない
卒業しても、精進あるのみです。
アクロバットの講義も楽しい物になるでしょう
こちらは、無理にやらせる訳にもいかないので希望者のみですが
様々なオーディションでバック転や殺陣の居合抜きを
披露したら、絶対に高評価です。しかも人生変わるでしょうね。
Q:7 では、塾を卒業したら怖いものなしですね
塾長 はい!と、言いたい所ですが、そんなことはありません。
また、多くの方が養成所を出ればなんとかなると考えている人も
多いようですが、実際プロの世界は駆け出しの技術で安泰なほど
甘いものではありません。

それは、ZERO塾を卒業してもそれは、同じです。
他の養成所よりも優れたカリキュラムと自信をもっていますが
当然の事ながら、芸は一日ではならず!
自分を完成させるのは、自分自身なのです。
慢心せず、少しずつ確実に勉強していかなければなりません。

余談ですが、私の恩師に故棚下照夫先生(作家)という方がいました
この方は私に芝居を始めるきっかけを作ってくれた方ですが
棚下先生は、私がこの世界に入りプロとして少づつ進む私に
『継続は力なり』だね、と言ってくれました。
昨日の自分に負けないよう、日々芸を磨いていかなければなりません
結局は基本を身に着けて、まじめにやっていけるかどうかなんです。
塾の卒業は、あくまでも戦いの始まりにしかすぎません。
どうか、最後まで戦い抜いてください、ZERO塾は共にあります。

    



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